最近サウナにハマっていて週2ぐらいで行ってます。
単純にスッキリするし、疲れが取れる感じがするので通ってますが、実際どんな効果があるのか勉強してみようと思いこの本を読みました。
読み終えた後のサウナは、より気持ち良くなりましたので、本を読んで学んで実践できたことをまとめます。
サウナに入るとは
そもそもここでいう「サウナ」とは、「サウナ室に入り、その後水風呂に入り、その後外気浴をする、というサイクルを何度か繰り返すこと」を指します。
サウナ室だけ入って、水風呂はパスという人も多いのではないかと思いますが、それより断然このサイクルを実践する方が気持ちよくなれます。
その気持ちよさを「ととのう」と表現されます。サウナ後の心身ともにリラックスしているが意識は清明な状態であります。
その状態にもっていくための具体的な手順を説明していきます。
サウナの入り方
サウナ室7〜8分、水風呂1〜2分、外気浴5〜10分のサイクルを繰り返します。
サウナ室
高温な部屋で体の内部の温度の深部体温を高めます。サウナは人体にとって「非日常な危機的状況」であり、体は生命維持に注力します。いろんなことを考える余裕がなくなり、自分の内側の感覚に集中できます。
温まり方のムラをなくすため、足を下ろさず、あぐらか体育座りがいいです。高いところほど暑くなります。
大体、平常時から心拍数が2倍になったぐらいが出る目安です。また背中の真ん中があったまったなと感じた時も深部体温が上がっているので目安となります。
水風呂
ぬるいシャワーで慣らしてから水風呂に浸かります。極度に暑かった状態から一気に冷たい状態になるため、体は驚きます。体内ではもてるすべての力を総動員して環境に適応しようとします。
水風呂が苦手な人は、大きく息を吸って、吐きながら入ると多少マシになります。また冷たさに敏感な手足の先を出すことでも体感温度を調整できます。
水風呂に入ってじっとしていると、自分の皮膚表面と水の間に膜のようなものができ冷たさが和らいでいきます。これを「水の羽衣」と呼ばれています。
またここでも温度のムラをなくすためには、体の高低差をなくす浮遊するのがベストです。できる場所であればお試しください。
脈が平常時に戻った時、気道がスースーした時が出るタイミングです。
外気浴
水風呂からでて2分間がゴールデンタイムです。気化熱で冷めないように体を軽くふき、外気浴にむかいます。生命の危機を脱したと体が判断し、それまで生命維持にかけていたエネルギー消費が止まる、動作が軽くなります。
この「アドレナリンが残っているのにリラックスしている」状態を心ゆくまで感じるのが外気浴の醍醐味だと思います。ここでも可能ならムラをなくすために横になって休憩するのがおすすめです。
足先が冷たくなってきたら水分補強をして、2セット目に移ります。
サウナのメリット
自分が感じるサウナのメリットをお伝えします。
脳疲労が取れて頭がスッキリする
とにかく終わった後の爽快感は半端ないものがあります。かなり視界がクリアになり、物事を考える気力が湧いてきます。
本によると脳回路は主に次の2種類があるとあります。
- DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)
- CEN(セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク)
(横文字かっこいい)
DMNとは、ぼーっとしているとき、脳が意識的に活動していないときに働いてしまう脳回路のこと
→エネルギー消費量70〜80%
CENとは、集中して仕事を行っているときに活性化する脳回路のこと
→エネルギー消費量5%程度
つまり、サウナや水風呂によって、強制的に余計なことを考えられる状態ではなくし、頭を空っぽにするイメージです。仕事で煮詰まってしまったとき、プライベートで心がモヤモヤしてしまった時なんかにうってつけというわけなんです。
デジタルデトックス
現代社会は、スマホやそのほかのデバイスに囲まれており、いつも手の届くところで構ってくれて言わんばかりに通知音を響かせていることでしょう。当然ですがサウナに入っている間はスマホ等から切り離された状態となります。外界の情報を遮断し、自分の内面に向き合う究極のマインドフルネスであると言えるでしょう。
たまには、スマホと離れる時間を作ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
- サウナに入るとは、サウナ→水風呂→外気浴を1セットとし何セットかすること
- サウナの入り方は、サウナ室7〜8分、水風呂1〜2分、外気浴5〜10分のサイクルを繰り返し
- サウナのメリットは、頭がスッキリする、デジタルデトックスなどたくさんある
その他、サウナの効果やメリットについてまだまだたくさんのことを知りたい方は、ぜひ本を手にとってみてください。
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